旧来、海外で携帯電話を使う場合はローミングでした。このローミングは通話関連が基本でした。
ローミングでの通話料金は1分間100円から200円くらいです。安くはないですが、通話中のみ接続するので料金自体の考え方はわかりやすく、どれだけ使ったかもイメージしやすいです。
しかし、スマートフォン時代になるとデータ通信が問題になってきます。
スマートフォンは自分では操作していない間も、裏側で勝手にデータ通信をしています。
このデータ通信の料金がくせ者で、ローミングの条件によっては従量制の料金になることがあります。
場合によって、数日の旅行でも数十万円以上の請求が来ることがあるようです。
最近は定額制のサービスが普及し、このような数十万円の請求が来ることは無くなっているようです。
注意して使わないと、帰国してしばらくしたら多額の料金が請求されていたという事になりかねません。利用時の注意点は各携帯キャリアで確認してください。
一般的に1日当たり2,000円前後かかることが多く、3泊4日だと1万円弱になることもあります。
ローミングの設定では、通話とデータ通信を別々に設定出来ます。
通話のみローミングして、データ通信はローミングしないという設定も可能です。通話のみなら、この機能を使ったときのみ料金がかかります。データ通信はいつどのくらい使ったのかがわかりにくいですし、場合によっては高額請求される可能性もあります。この不安を解消するにはデータ通信のローミングを切るのがおすすめです。
用途に応じたローミング設定をしましょう。