歯磨きの基本

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人間に限らず、動物は歯を磨かないと虫歯などになる。

虫歯などの予防には歯磨きが必要だが、 多くの方が歯磨きを間違った方法でしているようだ。
歯磨きは、歯についた歯垢を除去するために行う。歯垢を除去しないでいると、歯石となり、歯磨きで除去出来なくなる。歯石を除去するには歯医者でとってもらうしか無い。

歯垢の除去は柔らかい歯ブラシの先端を軽く当てて細かく動かすだけでいい。これには歯磨き粉は不要だ。細かく動かすのも、歯1本に月数十回は細かく動かす必要があるので、全部の歯をしっかりと磨くのには10分以上かかる。

毎食後歯を磨きたい方もいるようだが、しっかりと磨いていれば1日1回の歯磨きで十分。殺菌作用のある唾液は就寝中は減るため、それを考えると就寝前の歯磨きが最も効果が高い。

歯磨き粉は研磨剤や様々な医薬品が入っているが、多くの方は歯磨き粉に入っているすっきりする成分で歯を磨いた気になっているようだ。歯磨きの目的は口の中をすっきりさせるのでは無く、歯についた歯垢を除去するということを忘れてはいけない。

歯垢は、歯と歯の隙間などにたまりやすいが、短時間の歯磨きではこれがとりにくい。毎食後1日3回短時間の歯磨きでも虫歯になる人は、実際には歯を磨いた気になって磨けていない証拠だ。

歯石は歯磨きがうまくないなら1年程度でたまる。1度歯医者で歯石を取ってもらい、しっかりと1年間歯を磨き、歯石のたまり具合を見て歯の磨き方を変えてみるなど、歯磨きそのものをしっかりと見つめ直すのも必要だ。

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