民間用の酸素カプセルは実質的な効果はなし

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サッカー選手のベッカム氏が利用したということで、酸素カプセルがブームになっています。
酸素カプセルに入ると疲れが取れる、怪我が速く治るといった効果があるそうです。

これは本当でしょうか。

実際に高気圧酸素治療という治療は存在しています。
これは保険適用で医院で提供されている治療です。実際にこの治療が必要な方には効果もあるそうです。

一方で、一般的な酸素カプセルは医院ではない実態がよくわからないお店で提供されていることが多いようです。
医療で使われている高気圧酸素治療は医療行為ですので、資格を持った者が治療を行いますが、酸素カプセルはよくわからない人がサービスを提供しています。

資格を持っているかどうかよりも重要なのが、高気圧酸素治療と一般の酸素カプセルの違いと効果です。

高気圧酸素治療は2気圧以上にします。
一般的な酸素カプセルは1.3気圧程度にします。

気圧が最も違うわけですが、この気圧の違いで何が変わるのでしょうか。

http://www.tmd.ac.jp/med/hbo7/information.html

東京医科歯科大学附属病院が紹介しているデータによると、気圧の違いで溶解型酸素が変わるそうです。
しかし、酸素カプセルの1.3気圧ではほとんど溶解型酸素に変化はなく、2.8気圧で大きく変わるというデータを紹介しています。

つまり、一般の酸素カプセルでは酸素の量を増やした効果はほとんど得られないということです。

もしも酸素カプセルが必要になるような状態になった場合は医師から高気圧酸素治療をすすめられますので、こちらで治療するのが良いでしょう。
それ以外の民間療法で酸素カプセルを利用してもほとんど意味がありません。

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