子供に読書をさせるには、初めて読む子供に適した本を紹介しよう

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小学生や中学生くらいの子供に読書をさせようとする方は多いようです。
しかし、マンガを読んだとしても文字だけの本を読ますのはなかなか苦労する方が多いようです。

子供に本を読めと言っても、子供はどんな本がいいのかわからないので、読まない。
大人はいいと言われている、名作、宮沢賢治や太宰治などの小説を読ませようとするが、子供は興味を持たない。

このあたり、その子供がどんな本を好むのかを本当に理解していなければ大人にとっては難しいところです。
そもそも、文字を読む習慣が無いところに教科書に載っているような宮沢賢治の100ページ以上ある文庫本を与えたとしても、子供は興味を示そうとしないでしょう。

どんなものでも入門時にはその概要を知ることなどから始まると思います。
それを、終わらせるのに時間のかかる長いものからやらせた場合、誰でも途中でいやになってしまう可能性が高いです。

本を読ますなら、太宰治の長編小説などを初めに紹介するよりも、簡単に読める短編などを紹介すべきでしょう。

例えば、講談社の青い鳥文庫などの児童書を紹介するのもいいですが、基本的にどれも長編です。

長編よりも短時間で読める短編の方が入門という意味では適しています。
例えば、星新一の小説は短編小説としては有名ですが、子供向けとは言えません。
子供にも楽しめますが、小学生くらいが初めて読む小説としては、同じ世代が主人公の
それいけズッコケ三人組などが適しているでしょう。
これは、そのシリーズの中でも短編なので短時間で読めるために子供が初めて本格的に読む小説と言えます。

もちろん、どれが適しているかは本人によって変わってきますので、子供にも比較的短時間で楽しめる小説があれば、ここに紹介した以外の本を薦めるのはいいでしょう。
少なくとも、世間的には名書と言われている本を何も考えずに与えるのは間違った方法と言えます。

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