アメリカへ海外旅行する際、ハワイ(ハワイはアメリカ合衆国にあります)、ニューヨークに並んで人気なのがロサンゼルスです。
ロサンゼルスはアルファベットでLos Angelesと書き、LAと省略して書くこともあります。カタカナで書くとロスアンゼルスやロサンジェルスなど表記にぶれがありますので注意しましょう。

そのロサンゼルスは、ハワイやニューヨークに比べると、アメリカらしい都市です。

アメリカらしいというのは、車移動が基本の都市だと言うことです。
そして、日本人が一般的にロサンゼルスと思っている地域が、日本で言えば関東平野くらい広いと言うことです。
関東平野くらい広いというのは、関東地方以外の方にはわかりにくいですが、要するに神奈川、東京、埼玉、群馬、茨城、栃木、千葉県くらいの範囲がロスアンゼルスという地域だと言うことです。

その範囲の移動は車が基本となっています。
土地が広いので、無料のハイウェイが充実しており、通勤ラッシュなどの渋滞がなければどこに行くのも非常に効率的に移動できるようになっています。

例えばロスアンゼルス地域の西側の高級住宅地マリブと、東側にあるディズニーランドの移動は道のりで100km弱(60マイル)ありますが、車では1時間15分ほどでいけます。
これを日本で行うと、例えば、日本で埼玉県本庄市から千葉の舞浜にあるディズニーランドのような直線距離になりますが、道のりでは若干遠回りになり、距離も120km程度になり、車で2時間半程度かかります。マリブ、ディズニーランドの同程度の道のりとなる埼玉県熊谷市からディスニーランドの移動時間は1時間45分程度です。

このように、アメリカでは各地域間の距離が遠いのですが、車移動が効率的に作られているシステムとなっています。
それが広い範囲に広がっているのがロスアンゼルスで、これこそがアメリカらしい都市です。

ロスアンゼルスのような広く、車移動が基本の都市は他にも、シカゴ、アトランタ、シアトル、ボストン、ダラス、シリコンバレーなどほとんどのアメリカの有名大都市に限らず田舎町も同じような状況です。
ニューヨークやサンフランシスコ(のダウンタウン)のように歩きや公共交通機関で散策できる都市はほぼありません。

まとめ
ロスアンゼルス(と思っている地域)は非常に広大
車移動が基本で効率的(な社会システムになっている)

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