空港のチェックインカウンターで、預ける荷物は「受託手荷物」と言います。英語ではChecked baggageなどと言います。
一般的にはスーツケースを預けて、空港では小さな手荷物だけで身軽に行動できるようになります。
この自分で機内に持ち込む小さな手荷物は「機内持ち込み手荷物」と呼ばれています。英語ではCarry-on Bagなどと言います。
「受託手荷物」も「機内持ち込み手荷物」も航空会社によってサイズや重量、個数などの規定はまちまちです。
近年はより少なく、小さく、軽くなるようになっていて、オーバーすると厳密に超過料金を払わないといけなくなっています。
特に2014年になってから、アメリカの大手航空会社を中心に「機内持ち込み手荷物」のサイズが改訂になり、より小さくなっています。
従来は22cm×40cm×56cm (9インチ×16インチ×22インチ)もしくは、22cm×38cm×56cm (9インチ×15インチ×22インチ)だったのが、22cm×35cm×56cm (9インチ×14インチ×22インチ)に変わっています。
つまり、小型のスーツケースを立てたときの、横幅が以前と比べて5cmも小さくなっています。
日本の一般的な鞄業者は古いサイズ規定のまま、機内持ち込み可能としていますが、最新の規定では5cmもサイズが大きいため機内に乗り込む際にサイズを測られると確実に持ち込みを拒否されるサイズです。
これはすべての航空会社に適用されているわけではありませんが、飛行機に関するルールはアメリカ発の物が多く、日本を含めて改正される可能性が高いため、鞄を購入する際は注意しましょう。
また、日本からアメリカに行く際、乗り換えたアメリカの国内線でこの規定が適用される可能性もあるので、日本から行く場合も十分注意しなければなりません。