ローンやキャッシングで信用情報に傷がつくとは

0
888

よく聞く話に、クレジットカードでキャッシングをすると信用情報に傷がつくと言うことがあります。

クレジットカードの情報は信用情報機関が集めています。この信用情報にキャッシングをした記録が残ることを傷がつくと表現しているようです。

そもそも、信用情報には分割払いやキャッシングをしなくても、クレジットカードを所有しているだけで、その情報が記録されています。
この上で、一括払いであっても利用したらその支払までの残高が記録されます。さらにキャッシングをしたり、クレジットカードで無くても携帯電話の割賦販売をした場合は、それが記録に残ります。

この利用した記録を傷がつくとしている方がほとんどですが、特にキャッシングに関しては記録が残ることで後の人生において汚点となると思っている人が多いようです。
実際に、登録されている情報のうち、キャッシングに関しても記録が残りますが、一般的に延滞無く返済していれば、信用情報自体には何の問題もありません。
ただし、各社から限度額すれすれまで借りているという様な状態が確認されれば別で、他の審査の際にはかなり悪影響となるでしょう。

例えば次の2点を比較してみましょう。
年収300万円の人が、毎月数万円分利用し、しっかりと支払い続けている。たまたま3万円キャッシングして、翌月返したというような記録も信用情報機関に残っている人。
信用情報機関に記録が無い年収600万円の人。

年収だけで言えば、600万円の人の方が信用が高そうですが、信用情報が無いということ自体がリスクとなります。もしかしたら登録した情報自体がウソで、真実とは異なる情報を登録している可能性があると判断される可能性があります。この場合は、情報自体が真実であるかどうか等も調査されることになるでしょう。
一方で信用情報機関に情報があり、常に問題ない利用方法であることが確認出来るなら、年収が少ない方がより信用度は高いということになります。

このため、信用情報に記録されること自体で傷がつくというよりも、信用情報に記録されるという表現の方が正しいと言えるでしょう。
また、本当に傷がつくのは延滞したような場合です。逆に何も記録が無い場合にもリスクは高いと判断される可能性もあります。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here