海外旅行はある程度予算を出して安全な旅行をするのが一般的だと思います。
一方で、バックパッカーと呼ばれる人がいます。
バックパッカーと一般の旅行者の違いは何でしょうか。
海外旅行では鞄にスーツケースなどを利用する事が多いようですが、バックパックで海外旅行をする方のことをバックパッカーと呼ぶことが一般的です。
実際にはバックパックを使用しているかどうかは関係なく、予算を極端に抑えた海外旅行者の事を総称してバックパッカーと呼ぶことが多いです。
それでは、なぜ予算を抑えた旅行ではバックパックを使うのでしょうか。
一般の旅行でよく使われるスーツケースを運ぶには、タイヤで転がす必要があります。しかし、これには道路が整備されている必要があります。
予算を抑えた旅行では、先進国に行くこともありますが、道路が整備されていない場所に行くこともあります。
タクシーなどをつかうならあまり問題になりませんが、バスなどを使い、歩きが多い旅行では、背負って持ち運べるバックパックは利便性が高いです。
また、スーツケースはそれ自体の重さで荷物の量を減らす必要がありますし、預け入れ荷物にお金のかかるLCCなどでは機内持ち込みサイズまでにするなどの工夫で予算を削減します。
このように、予算を抑えた旅行、要するに貧乏旅行ではバックパックがよく使われるため、その人達の姿からバックパッカーと呼ばれるようになりました。
一方で、一般の旅行でも場合によってはバックパックを使う場合があります。逆に予算を抑えているが、バックパックは使わずにスーツケースを使う場合もあります。
これは、その人の旅行目的などによって変わってくる物で、単純に荷物の外見のみでは判断することはできません。
バックパッカーの逆で予算は比較的使う旅行者をフラッシュパッカーと呼ぶこともあります。