英語学習に時間のかかる発音、リスニングを先に強化しよう

一般的な日本人は、中学校で3年、高校で3年の6年間英語を学習する。これに大学に行く場合はさらに4年、小学校などでも学習した場合はさらに増えるが、国際人として通用するくらいのレベルになる日本人はそれほど多くない。

これは、主に受験英語の学習に費やされているなどとも言われるが、主に座学による英文読解や、翻訳のような知識ばかりを身につけようとするからであり、英会話の練習を行わないからだ。

英単語の学習、文法はやろうと思えば短期間に取得することが出来るが、そう簡単にはいかないのが、発音リスニングだ。当然、そこそこの発音でいいならそれほど時間はかからないが、実際は日本語英語は国際社会であまり通じないため、なるべく日本語英語の癖をなくす必要があるが、これがなかなか難しい。

英語は世界中で使われており、どこの発音が正しいかという答えは無いが、日本人が一般的に触れやすいアメリカの映画やテレビなどで使われているような発音を基準として学習するのが無難だろう。

この発音は、発音用の教材なども存在するが、最終的には日本語英語になれていない方と問題なく話が出来るようにするのを目標にすればいいだろう。そのためには発音と同時にリスニングも強化する必要がある。リスニングは、相手の地域、人種、性別などによって異なる発音、イントネーションなどを聞き分ける能力が必要になる。

初めは、標準的なアメリカのテレビ用発音などで練習し、その後インド英語などの練習をすればいいだろう。

この練習は短期間で終わるわけが無く、ある程度の年齢になったら完璧にするのは不可能に近くなる。60点から80点くらいを目指すには少なくとも半年から1年以上の練習が必要になるだろう。1日1時間程度の練習ならさらに時間がかかるかもしれない。

発音とリスニングが出来なければ会話自体が出来ないので、単語や文法よりも先にこちらの練習を優先すべきだ。

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