ユナイテッド航空のマイレージプログラムUnited MileagePlusに入会すると、Premierという一般会員のステータスになる。
始めは一般会員のステータスなので何のメリットもないが、1年間に25,000マイルもしくは30回の搭乗でステータスが1つ上がる。
成田-ニューヨーク間の片道で貯まるマイルは6,745マイル。往復では13,490マイルとなる。
これを1年で2往復すると、26,980マイルとなる。
1つ上がったステータスは、Premier Silverとなる。
このステータスでは25%のボーナスマイルが入るため、去年と同じように2往復した場合は、33,725マイルとなる。
これではステータスはPremier Silverを維持するだけだ。
仮に、このステータスでニューヨークへ3往復したとすると、通常のマイルは40,470で、これに25%のボーナスマイルが付くと50,587マイルとなり、さらに上のステータスになる。
Premier Goldは、50,000マイルもしくは60回の搭乗が必要だが、Silverよりもいくつかの特典が付き、ボーナスマイルが50%となるのがポイントだ。
翌年、ニューヨーク2往復の場合は50%のボーナスが付いても40,470になるので、ステータスはSliverに落ちる。
Goldを維持するにはニューヨークなら3往復必要だ。この場合、60,705マイルとなりGoldのステータスは維持できる。
さらに上のクラスを目指すなら、ニューヨークなら4往復必要になる。
単純に4往復しただけなら53,960マイルなので、これだけでもGoldを維持できるが、50%のボーナスが付くと80,940マイルとなる。
1年間に75,000マイルか90回の搭乗でPremier Platinumとなる。
Platinumの場合、75%のボーナスが付く。
これでニューヨークを4往復した場合、ボーナスを付けて94,430マイルとなる。
仮に5往復すれば、67,450マイルなので、118,037マイルとなる。
年間100,000マイルもしくは120回搭乗で、Premier 1Kとなり、100%のボーナスが付く。
これなら年間4往復すれば、53,960マイルで、ボーナスマイルを付けて107,920マイルとなるため、Premier 1Kを維持し続けることができる。
つまり、初年度ニューヨークへ5往復して一気にPremier 1Kにし、次の年から4往復して1Kを維持しける事ができると言うことだ。
これで1年間に10万マイルほどなので、北米などへ1年間に1往復の往復無料チケットもしくは、アジアへ1年間に数回の往復に相当する。
ただし、2014年からアメリカ在住者はこのマイル数に加え、必要マイル数の1/10の実支払金額が必要になる。
Premier Silverの場合は25,000マイルに加えて2,500ドルの支払いが必要だ。
2往復で25,000マイルになるが、格安航空券は2往復で2,000ドル程度なので、Premier Silverには足らない。
また、ステータスは年度内にもマイルなどが達すれば上がるので単純にこの限りではない。
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