英語でチェックインする場合、ホテルの受付となるフロントへ行きます。
通常、ホテルの建物の1階にありますが、高層ビルの中にホテルがある場合、ホテルとなっている階の最下層にある事が多いです。
フロントでは、チェックインやチェックアウトなどの様々な手続きを行います。
これ以外の要件、例えばチケットの手配、レストランの予約などはコンシェルジュという窓口が行います。
どこでチェックインするかわからない場合、ホテルのスタッフに「check-in」と言えばその場所を教えてもらえます。
通常、予約したホテルにチェックインするので、「check-in please」と言えば予約されている物として、手続きをしてもらえます。
このときに必要なのが、自分の姓をアルファベットで読むことです。
ホテルのスタッフは予約された名前をコンピューターなどで検索します。このため、名前を正確にホテルのスタッフに伝える必要があります。
例えば山田さんの場合。
山田「check-in please」
ホテル「last name please」(一般的にはもっと丁寧な言い方になるが、nameという単語が聞き取れたら名前を言います)
山田「yamada」
ここまでは中学1年程度の英語力で誰でも出来ますが、日本人の名前は海外の方にはわかりにくく、「ヤマダ」を「yamada」と判断してくれるわけではありません。
このため「ワイ、エー、エム、エー、ディー、エー」とアルファベットを読み上げる必要があります。
一般的にはアルファベットを読み上げている途中で
ホテル「Mr.Yamada?」(男性の山田さんの場合)
と聞かれますので、
山田「Yes」
と答えれば、予約した手続きが進みます。
ここで部屋の希望などがあれば申し出る必要がありますし、予約した以外の何かをお願いするには英会話が必要になります。
予約したままでいいならそのままでもかまいませんが、何かオプションのプランを進められていることに気づかず「Yes」と答え続けていると部屋を有料でアップグレードさせられたりしますので注意してください。
最低限必要なのは、名前をアルファベットで読み上げる事です。
これはホテルの予約だけでなく、レストランの予約など名前を伝える際に便利に使えますので、ホテルでは「性」、ちょっとしたレストランの名前を伝える場合は「名」をアルファベットで読み上げられるようにしましょう。
ホテルの予約なら、姓名の姓の方だけでかまいませんが、ちょっとしたレストランの予約などでは名を使う方が、英語圏では一般的です。どちらでも問題はありませんが、両方を読み上げられるようにしておきましょう。
]]>