また、日本でも同じですが、口頭で用件を伝える必要があり、英会話が苦手な人にとって、海外での契約はかなりハードルが高いです。
さらに、契約には自分で英語の説明を読みながら、自分で手続きをする必要があります。
場合によっては、電話で手続きをする必要がある場合もあり、電話での聞き取り能力も必要とされます。
このような面倒を避けたいなら、とりあえず使えるまでは店員にやってもらうという方法も良いでしょう。
心配な場合、とりあえず購入して、店内で手続きをやり分からないところを聞くというのもやり方としてはあります。
どちらかというと、量販店で契約するよりは、独立型の店舗で契約した方が、使えるようになるまで手伝ってもらえるでしょう。
量販店では、大手キャリア以外よりもお得なMVNOによる格安SIMも用意されています。量販店でサポートしてもらえるならそこで購入するのもいいでしょう。
この、SIMフリーという用語は和製英語なので、海外では通じません。
英語の場合、一般的に「Unlocked」や「Unlocked」と呼ばれています。
アメリカ等の英語圏で「SIM Free」と言っても誰にも理解されないかと思います。
これはアメリカと言うよりも英語の世界での一般用語です。
一部の例外として、日本人がよく訪れる海外では、日本人はUnlockedのことを「SIM Free」と言うからという理由で係員に理解されてしまい通じるところもあるようです。
]]>例えば、アメリカに滞在中にホテル客室内の電話で、同市内のレストランに電話をすると、国内料金(正確には市内通話)になります。ホテル客室内の電話で日本に電話をかけると国際電話になります。
日本のスマートフォンをアメリカに持ち込んで、ローミングで使う場合は状況が異なります。
滞在国への通話も、日本への通話も国際電話扱いになり、通話料金は高くなります。
さらに、着信にも料金がかかるのが注意点となります。
海外旅行中に日本から電話がかかってくる事があると思います。
日本から海外にいる人に電話した場合、日本からの通話料金は通常の料金と同じです。
しかし、海外で着信した方は、着信料金を支払う必要がかかります。
つまり、海外で利用する方は発信も着信も料金がかかる、日本から通話する方は日本にいるのと同じということになります。
]]>しかし、スマートフォン時代になるとデータ通信が問題になってきます。
スマートフォンは自分では操作していない間も、裏側で勝手にデータ通信をしています。
このデータ通信の料金がくせ者で、ローミングの条件によっては従量制の料金になることがあります。
場合によって、数日の旅行でも数十万円以上の請求が来ることがあるようです。
最近は定額制のサービスが普及し、このような数十万円の請求が来ることは無くなっているようです。
注意して使わないと、帰国してしばらくしたら多額の料金が請求されていたという事になりかねません。利用時の注意点は各携帯キャリアで確認してください。
一般的に1日当たり2,000円前後かかることが多く、3泊4日だと1万円弱になることもあります。
ローミングの設定では、通話とデータ通信を別々に設定出来ます。
通話のみローミングして、データ通信はローミングしないという設定も可能です。通話のみなら、この機能を使ったときのみ料金がかかります。データ通信はいつどのくらい使ったのかがわかりにくいですし、場合によっては高額請求される可能性もあります。この不安を解消するにはデータ通信のローミングを切るのがおすすめです。
用途に応じたローミング設定をしましょう。
例えばNTTドコモが日本で展開していても、ユーザーがアメリカで旅行した時用に基地局を建てるのは現実的ではありません。
そこで、アメリカの通信事業者と提携して、NTTドコモと契約しているユーザーがアメリカに行った際に、アメリカの通信事業者に接続してそのまま使えるようにするサービスをローミング(Roaming)と呼びます。
海外の事業者とのローミングは国際ローミングとも言います。
国によっては、カバーする範囲が広すぎて、地域によっては国内なのにローミングになることもあります。どこの国やエリアでローミングのサービスが使えるかは各事業者毎に異なります。
利用には日本で事前に契約が必要になる場合、対象国で使える機種である必要があるなど条件があります。ローミングでの利用を希望する場合は渡航前に事前に確認しておきましょう。
]]>使用方法にもよりますが、Wi-Fiの場合はどこでも利用可能。電話会社の電波を利用する場合は機種とその地域で提供されているサービス内容によります。
2015年現在、世界的に一般的に提供されているスマートフォン向けの通信サービスは、速度が速い順に第4世代の4Gと言われることが多いLTE、第3世代で3Gと言われているW-CDMA、それ以前のGSMに大別できます。
日本ではauがサービスしているW-CDMAと同世代のCDMA 1X系のサービスもあります。こちらはアメリカの大手Verizon等が採用していますが、どちらかというと少数派です。
日本や先進国で2013年頃からサービスが始まったLTEの対応状況は、機種や地域毎に異なるので日本とは異なり、2015年現在どの機種をどんな場所でも利用できるわけではありません。
LTEの前から利用されている3Gと言われているW-CDMAの場合は、日本人が訪れるような主要先進国、観光地ではかなりの割合で利用可能です。しかし、これも機種や地域で提供されるサービスによって異なります。
3Gの前に、海外で一般的に使われていたGSMという方式の場合、主なスマートフォンで対応していると考えて問題ありません。
しかし、GSMの場合も、機種や地域毎に細かな違いがありますのでご注意ください。途上国や先進国でも田舎の方に行くと、GSMしか繋がらない場合も2015年現在は多いです。
どの携帯電話が、どこの地域で利用できるかは、日本の携帯電話各社が情報を提供していますので、自分の機種がどの地域でどのサービスを利用できるのかは事前に確認しておきましょう。
]]>携帯電話やスマートフォンを使う際、電話系の契約は必ず必要です。さらに、インターネット関連のサービスを使うにはデータ系の契約も必要です。
このデータ通信系の契約は、従来型携帯電話で使用するi-modeやEZweb、Yahoo!ケータイなどのメールなどのサービスも含まれます。
海外で使う場合、ローミングというシステムを使います。
これは、日本の携帯電話サービスが使われていない海外では、その国や地域で提供している携帯電話に接続しなければ使えません。このため、日本の携帯電話各社は海外の携帯電話会社と提携し、日本のユーザーが日本の携帯電話やスマートフォンが海外でそのまま利用できるようにしています。この仕組みをローミングと言います。
ローミング自体は国内で利用する場合もありますが、国際間のローミングは一般的に国際ローミングと言われています。
当然ながら、海外の携帯電話会社を経由して利用するので、料金は高くなります。
ローミングには二種類あり、音声系とデータ通信系の2つです。
特に注意が必要なのが、データ通信系の料金です。
音声は、通話に使うと料金が課金されますが、データ通信は各携帯電話やスマートフォンが勝手に通信してしまうため注意が必要です。
これはメールの受信などにも当てはまります。
このため、海外で通話が出来るように音声のローミングはオンにしても、データ通信はオンにしないのが基本です。
この設定は日本でも出来るので、海外出発前にデータ通信のローミングはオフにしておきましょう。
現地では、必要に応じてデータ通信のローミングを入れましょう。
最近では海外での使い放題プランなども用意されていますので、これを活用するのもいいでしょう。
]]>日本の一般的なスマートフォンを含む携帯電話は、海外でそのまま利用できます。
おおよそ2008年以降に発売された主要な製品は海外で利用できると考えてかまいません。
ほとんどのスマートフォンは問題なく利用できます。
スマートフォンでは一般的に問題はありませんが、一部非対応の携帯電話もありますし、地域によっては使えない場合もあるので、一応自分の機種の対応状況を調べておきましょう。
携帯電話各社のサイトに機種毎の対応状況や海外での使用に関する注意点がまとめられています。
]]>修学旅行に行くのですが、飛行機の検査でiPhoneをばれないようにする方法を教えてください
中学生や高校生によくある質問です。
iPhone以外にAndroidスマホ、PSP、3DS、PS Vitaなど様々な携帯デバイスが質問の対象となりますが、そもそもこれらの携帯型電子デバイスは飛行機の持ち込み禁止品ではありません。
持っていることが、検査員にばれたとしても何も問題はありません。
このため、鞄の中に入れておけばいいという回答になります。
飛行機に乗る前に金属の検査がありますが、これはナイフや銃、爆弾のような危険物を持ち込んでいないかチェックする物で、検査の手間を省くために、パソコンなどは鞄から出す必要があります。
もちろん、コインが入っている財布や、金属を使っているベルトなども一般的には外します。
多くの携帯型電子デバイスは鞄の中に入れたままでかまいません。10型程度の比較的大きなタブレットを鞄から出すかどうかは、検査場所によって違うので係員の案内に従いましょう。
また、飲み物などの液体は、爆弾の可能性があるので持ち込めません。
他にも飛行機の機内への持ち込み禁止品はいくつかありますが、一般の乗客が持ち込む、カメラ、携帯電話、スマートフォン、パソコン、タブレットなどを持ち込むことは禁止されていません。
飛行機の中に一般的な電子機器を持ち込むのは自由です。
当然ながら、中学生や高校生でも同じです。
金属のチェックは服の隙間などにナイフなどを忍ばせていないか調べるためで、無駄な検査を省くために、携帯電話などは事前にポケットから取り出して調べることになります。
鞄などは、別途X線で中身を検査します。係員がX線で透過した映像を目視で検査します。ここで、iPhoneなど一般的な電子機器が入っていたとしても何の問題もありません。
鞄の中に物がたくさんある場合などは別途目視で検査することもありますが、鞄の中は全て検査官に検査されます。ただし、おもちゃであっても銃やナイフなどが入っていると別途検査の対象になり、持ち込みが許可されません。このような物は冗談であっても持ち込むことは推奨されません。
当然、このときにiPhoneなどが入っていたとしても何も言われません。持ち込みが禁止されていないので当然です。
ただし、検査しているところを学校の先生が見ていた場合は別です。
鞄の中を確認しているときに、学校で禁止されているiPhoneが出てきて、先生に没収されたとしても航空会社や空港の職員とは一切関係の無いところでの出来事です。
また、修学旅行先で荷物検査などがあったとしても、これも飛行機関係とは一切関係の無いことです。