しかし、スマートフォン時代になるとデータ通信が問題になってきます。
スマートフォンは自分では操作していない間も、裏側で勝手にデータ通信をしています。
このデータ通信の料金がくせ者で、ローミングの条件によっては従量制の料金になることがあります。
場合によって、数日の旅行でも数十万円以上の請求が来ることがあるようです。
最近は定額制のサービスが普及し、このような数十万円の請求が来ることは無くなっているようです。
注意して使わないと、帰国してしばらくしたら多額の料金が請求されていたという事になりかねません。利用時の注意点は各携帯キャリアで確認してください。
一般的に1日当たり2,000円前後かかることが多く、3泊4日だと1万円弱になることもあります。
ローミングの設定では、通話とデータ通信を別々に設定出来ます。
通話のみローミングして、データ通信はローミングしないという設定も可能です。通話のみなら、この機能を使ったときのみ料金がかかります。データ通信はいつどのくらい使ったのかがわかりにくいですし、場合によっては高額請求される可能性もあります。この不安を解消するにはデータ通信のローミングを切るのがおすすめです。
用途に応じたローミング設定をしましょう。
例えばNTTドコモが日本で展開していても、ユーザーがアメリカで旅行した時用に基地局を建てるのは現実的ではありません。
そこで、アメリカの通信事業者と提携して、NTTドコモと契約しているユーザーがアメリカに行った際に、アメリカの通信事業者に接続してそのまま使えるようにするサービスをローミング(Roaming)と呼びます。
海外の事業者とのローミングは国際ローミングとも言います。
国によっては、カバーする範囲が広すぎて、地域によっては国内なのにローミングになることもあります。どこの国やエリアでローミングのサービスが使えるかは各事業者毎に異なります。
利用には日本で事前に契約が必要になる場合、対象国で使える機種である必要があるなど条件があります。ローミングでの利用を希望する場合は渡航前に事前に確認しておきましょう。
]]>携帯電話やスマートフォンを使う際、電話系の契約は必ず必要です。さらに、インターネット関連のサービスを使うにはデータ系の契約も必要です。
このデータ通信系の契約は、従来型携帯電話で使用するi-modeやEZweb、Yahoo!ケータイなどのメールなどのサービスも含まれます。
海外で使う場合、ローミングというシステムを使います。
これは、日本の携帯電話サービスが使われていない海外では、その国や地域で提供している携帯電話に接続しなければ使えません。このため、日本の携帯電話各社は海外の携帯電話会社と提携し、日本のユーザーが日本の携帯電話やスマートフォンが海外でそのまま利用できるようにしています。この仕組みをローミングと言います。
ローミング自体は国内で利用する場合もありますが、国際間のローミングは一般的に国際ローミングと言われています。
当然ながら、海外の携帯電話会社を経由して利用するので、料金は高くなります。
ローミングには二種類あり、音声系とデータ通信系の2つです。
特に注意が必要なのが、データ通信系の料金です。
音声は、通話に使うと料金が課金されますが、データ通信は各携帯電話やスマートフォンが勝手に通信してしまうため注意が必要です。
これはメールの受信などにも当てはまります。
このため、海外で通話が出来るように音声のローミングはオンにしても、データ通信はオンにしないのが基本です。
この設定は日本でも出来るので、海外出発前にデータ通信のローミングはオフにしておきましょう。
現地では、必要に応じてデータ通信のローミングを入れましょう。
最近では海外での使い放題プランなども用意されていますので、これを活用するのもいいでしょう。
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