アメリカでは最もメジャーな支払い方です。
現金を一切使わないので面倒がなくていいのですが、アメリカのレストランで支払ったことがないと戸惑うと思います。
単にクレジットカードを渡して、金額とサインを書くだけなので慣れれば簡単です。
すべてクレジットカードで決済する場合、アメリカのシステムでは日本人として不安なことも多くあります。
1回クレジットカードで決済しているのに、チップ額を書いた金額をしっかり決済するかと言うことです。
このような不安がある場合、クレジットカード処理した伝票のチップ欄に横線を引き、チップを含まない合計額とクレジットカードのサインを記入します。
その上で、チップを現金で挟んでおけば問題ありません。
仮にチップ額が3ドルなら、1ドル札を3枚挟めばよいです。
すべて現金で支払う場合、運ばれてきた伝票に現金を挟んでおきます。
現金は見えるように挟めば、店員が伝票と現金を持って行き、おつりがあれば、おつりとレシートを持ってきます。
チップは、おつりの伝票を運んできたホルダーか、テーブルに置いて店を出ます。
例えば、食事の金額が20ドルで、チップ額が4ドルだったとします。
伝票が運ばれてきた時点で、24ドルを置いて、それ以上会計処理をしないで店を出てもかまいません。
まだ店にいる間に店員が伝票と支払額を持って行く場合、何も言わないと多めの金額はおつりとして戻してしまいます。
この場合は、伝票を持って行く時点でおつりはいらないと伝えた方が無難です。
注文した物が14ドルくらいで、税込でも16ドル程度、チップを入れても20ドル支払えば十分のようなときがあります。
このような場合は、伝票をもらう前に20ドルを置いて店を出ることも可能です。
ただし、注文金額を勘違いしていた場合などは料金が足りずに食い逃げにされてしまうかも知れません。慣れてなければ、よっぽど急いでいるときでもなければやらない方がいいでしょう。
]]>食事を注文し、食べ終わる頃を見計らい、テーブル担当者が伝票を挟んだホルダーのような物をテーブルに置いていきます。
ここに書かれている内容が正しいことを確認したら、クレジットカード払いの場合はクレジットカードを見えるように挟んでおいておきます。
通常、上部にクレジットカードを挟める場所があります。
しばらくすると店員が伝票を取りに来ます。
クレジットカードを一旦スワイプし、クレジットカード処理した伝票と、渡したクレジットカードがまた運ばれてきます。
この伝票にチップ額と、チップを含めた合計金額を書き、クレジットカードのサインも書きます。
伝票は店用とお客用の2枚あるので、2枚とも同じ事を書き、お客用の伝票だけ自分で保管します。
この時点で、支払いは終わっているので、いつ帰っても問題ありません。
店員は最終的にチップ額を含めた金額で処理し直し、最終的なクレジットカードでの支払額が決まります。
レストランでのチップ額は15%から20%を支払うのが適切とされています。
レストランによっては、このようにチップ額の参考値を伝票に書いているお店もあります。
この金額は絶対ではなく、あくまでも参考値ですが、計算が面倒な場合には便利に使えます。
]]>クレジットカードにもよりますが、よりクラスの高いカードほど海外旅行でのお得度は高いです。
海外旅行保険
クレジットカードには海外旅行保険がついていることが多く、別途保険に加入する必要が無い場合が多いです。
カード会社によって補償額含め条件は異なりますが、クレジットカードで買い物した場合のみ適用される場合、カードに加入しているだけで適用される場合など、保険自体が適用される条件はそれぞれ異なるのでご注意ください。
どこまでの支払いが適用されるのかも微妙です。例えば、航空券やホテルでの支払いなのか、日本から空港に行く電車代でも適用されるのかはカード会社に問い合わせましょう。
空港での各種サービス
空港での各種サービスは様々あります。
例えば、空港のクレジットカードラウンジが無料で使える。
航空会社との提携クレジットカードなら航空会社のラウンジが利用出来る。
空港の送迎。
空港からの荷物の配達等。
1回の旅行で5,000円以上の価値がある物が多いので、数回の旅行で年会費の元が取れる場合もあります。
旅行自体の特典
旅行自体を割引きで購入できる。
現地で何らかのサポートを受けられる。
等、旅行自体に様々な特典がある場合があります。
自分のクレジットカードに、海外旅行用にどんな特典がついているのか確認するのは忘れないようにしましょう。
]]>しかし、アメリカでは事情が異なります。
お店などにJCBのシールが貼られていなくても、Discover(ディスカバー)のシールが貼られていればJCBカードも利用できます。
これは、JCBがDiscoverと提携したことで実現したことです。
アメリカではVisa、Masterの国際ブランドに加えて、AMEXの3大クレジットカードブレンドが一般的ですが、これに加えて Discoverというブランドのクレジットカードブランドもあります。
このDiscoverはアメリカを中心に、日本以外で利用されているクレジットカードブランドです。
従来は、Discoverカードを持つアメリカ人は日本で利用できず、JCBカードを持つ日本人はアメリカで利用できないという状態でした。
2006年にJCBとDiscoverが提携したことで、この両方の問題が解決できるようになりました。
つまり、Discoverカードを持つアメリカ人は日本に来たときに、JCBが利用できる店ならDiscoverカードをJCBカードとして利用可能。JCBカードを持つ日本人がアメリカに行った際、JCBカードをDiscoverカードとして利用することが可能ということです。
Discoverに対応している店ならJCBカードをアメリカでDiscoverブランドとして利用する事が出来るということです。
店員にJCBカードを出して断られた場合、Discoverブランドとして処理してもらうようにしましょう。
オンラインショッピングでも同じで、JCBカードでもDiscoverを選べば利用できます。
JCBカードを利用している方は、このDiscoverマークを覚えておきましょう。
]]>一般的には多くても数万円程度の現金しか持ち歩くことはありません。
日本人に多いのが、クレジットカードが嫌いで現金主義の方です。日本ならあまり問題になりませんが、この現金主義のまま海外に行く方が多いからなのか、犯罪者集団からは日本人は現金を大量に持ち歩いていると認識されているのが現状です。
海外では、東アジア系人種の旅行者なら、中国や韓国、日本人と認識されます。その中から、服装、話している内容、ガイドブック、細かな仕草などから日本人旅行者と認識するのは容易です。
ヨーロッパなどの観光地で、鞄のチャックなどを開けたままにしたりしていれば簡単に鞄の中の物をすられます。
ズボンのポケットからはみ出すように財布を入れているのも、スリをしてくださいと言っているような物です。
鞄はチャックなどを閉じていても、カッターで切られたり、財布をチェーンなどで結びつけていても、ペンチなどで簡単に切られてしまいます。
このため、盗んでもあまり被害に遭わないように、持ち運ぶ現金は最小限にする必要があります。
海外へ数十万円単位などの現金を持って行く場合、日常の持ち運びは数万円にして、ホテルのセキュリティボックスに入れるなどして自衛しましょう。
どうしても持ち運ばなければならなければ、腹巻きなどの隠し財布が売られているので、それらを使うのも有用です。
この伝票が運ばれてきた際に、その伝票の金額などを確認して問題なければ、その金額の現金を挟むもしくは、クレジットカードを店員に見えるように挟んでおいておきます。
海外では、レストランでゆっくりする傾向があるので、店員もこのあたりのタイミングが日本に比べてゆっくりとしています。急ぐ場合は店員にその旨伝えるか、伝票が運ばれてきたらすぐにクレジットカードなどを挟んで店員に渡しましょう。
現金の場合はおつり、クレジットカードの場合はクレジットカードで仮決済した伝票が運ばれてきます。
海外では一般的にチップを渡す習慣があるので、10%から20%のチップを渡す必要があります。渡さないのはよっぽどの事情があるときなので、忘れないようにしましょう。
仮に忘れたとしても一般的には問題ありませんが、観光地でチップを渡し忘れる場合は、伝票に初めから15%前後のチップが含まれている場合もありますので、金額を確認しておきましょう。
チップを自分で渡す場合、利用額の15%前後を渡すことになります。海外の消費税にあたるVATなどは8%前後が多いので、この金額を2倍にした金額をチップ欄に書き、チップを合計した金額を合計欄に書きます。
さらに、サインをすれば終了です。
店の控えと、客の控えの2枚あるので、両方書いて、客の控えだけを持って帰りましょう。
店に残す伝票はそのままにして問題ありません。
現金の場合は、チップ額に該当する金額を置いて帰りましょう。
クレジットカードの場合も、チップだけ現金で払うという方法があります。この場合、食事代と税金などだけをクレジットカードで払うのでチップ額は0にして、合計は食事代と税金などの合計をそのまま書き、サインをしておけば問題ありません。
チップは英語で、TipもしくはGratuityと表現されています。Gratuityという単語を覚えておきましょう。
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