この海外での充電の注意点は2点あります。
プラグ形状と電圧です。
日本のプラグ形状(コンセントの形)は2つの板が平行に並んだ形状になっています。
これはA型と呼ばれているプラグで、台湾、アメリカなどでも利用されています。しかし、日本以外の国ではこの2つの板に、1本の棒を加えてアースもつけた物の方が普及している場合もあります。
このアース付きのプラグ形状はB型と言われています。
日本の電化製品はこのA型でもB型でもどちらも物理的には利用出来ます。アースはあまり気にする必要ありません。
これ以外のヨーロッパやアジア、その他の地域では全く違う形状のプラグが使われています。
これらの国で日本のA型プラグを使うには、変換プラグが必要になります。
この変換プラグは数百円で販売されており、1つの国に行くだけなら1つのプラグを持ち歩けばたいていの場合は問題ありません。
複数の国を周遊する場合は、それぞれに対応したプラグか、切り替えて複数の地域で利用出来るマルチ変換プラグを利用するのが便利です。
日本での購入を忘れても現地や空港で買えることもありますし、ホテルで貸してくれることもあります。
物理的にコンセントに差し込むために必要なのがプラグですが、その差し込んだ電気はそれぞれの地域で異なります。
日本では電圧が100Vですが、同じコンセント形状の台湾は110V、アメリカは120Vとなっています。
ヨーロッパでは240Vの国もあり、電圧が違うと全く利用出来なくなってしまう電化製品も少なくありません。
この電圧はプラグ形状に関係なく、国や地域毎に異なるので、自分が行く先の電圧はなにか、持って行く電化製品が対応しているかを事前に調べておく必要があります。
持って行った製品が対応していなかったら、その機器は利用出来ないことになります。
]]>アメリカでは飛行機に預ける荷物をすべて検査します。
スーツケースなどの預けた荷物は、X線などですかしてみるだけでは無く、開けた上でも検査することがあります。この時に鍵がかかっていると鍵を壊してでも開けて検査します。
TSAロックの場合、TSAの職員が合い鍵を利用出来るので、鍵を壊されることが無くなります。
このため、TSA対応のスーツケースが必要とされています。
しかし、TSAの職員でも何らかの原因で鍵が開けられなかったら、鍵を壊してでも開けます。
このため、鍵はかけないで預けろと案内することも多くなっています。
一般の販売店で、国際線持ち込み可とか書かれているのは、JALやANAの国際線でのサイズのことで、海外の航空会社でこれが適用されるわけで無いので注意しましょう。
また、海外の航空会社や乗り継ぎで小さな飛行機に乗り換えるような場合には、このサイズは全く適用されません。
仮に乗り継ぎで小さな飛行機に乗り換えるような場合、乗り込む直前で係員がいて、大きな荷物があれば、別途貨物室へ移動されてしまいます。
このような航空機の場合、そもそも頭上のスペースがほとんど無く、鞄が物理的に入りません。
ただし、一般にサイズオーバーでも、目視で明らかに大きすぎなければ持ち込むことは可能です。
しかし、満員で各乗客の持ち込み荷物が多い場合には、サイズ内であっても、預け入れ荷物への移動をお願いされる場合もあるので注意しましょう。
このため、機内持ち込み荷物は規定内ギリギリよりも若干小さめの方が無難です。
また、乗り換え等で小型機に乗り換える場合にはそれも含めて機内荷物を分散できるようにしたり、いくつかの配慮が必要になります。
ESTAは有料で、支払いはクレジットカードで行われるので、クレジットカードとパスポートがあれば誰でもインターネット上で取得できます。
何か犯罪履歴がある等の心当たりがある方を除くと、ほぼ全員が一瞬で承認されます。
ESTAの登録サイトはこちらです。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/
日本のアメリカ大使館によるESTAの説明はこちらです。
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html
クレジットカードが無いなら別ですが、クレジットカードがあるなら自分で登録しましょう。
わからない、クレジットカードが無いということなら代理業者もありますが、無駄に高すぎますし、詐欺業者もいるようなので注意してください。信頼できる旅行代理店に頼むのが無難です。
そもそもクレジットカードがない場合、アメリカではまともな人間扱いされないこともあるので注意しましょう。
クレジットカードが無いというのは、クレジットカードも持てないような信用の低い人間としてみられて、ホテルにも泊まれないことがあります。
ESTAはオンラインで一瞬で承認されますが、まれに「保留」と表示されることもあるようです。
この原因の大部分は登録が混み合った事によるサーバーでの処理の問題のようで、数分から数時間で承認されるそうです。
このため、ESTAの登録は渡航の72時間前に行うことが推奨されています。
万が一、ESTAが承認されなかった場合は、アメリカ大使館に行って事前にビザの手配をすることになります。
この場合は数週間かかりますので、心当たりがある方は少なくとも渡航の1ヶ月前にESTAやビザの手配をしておくのが無難でしょう。
URLはこちらです。
http://www.anzen.mofa.go.jp/
このサイトは、犯罪発生率やテロなどのいわゆる治安関連の情報だけで無く、その地域で流行っている感染症や、税関に関する基本的な知識等の海外では必須となる情報が多く掲載されています。
海外に行く際、チェックしておく項目として現地の治安や犯罪発生状況などの情報のチェックに加えて、日本大使館やそれに該当する場所の連絡先をメモしておく必要があります。
これは万が一何かのトラブルに巻き込まれた場合に、すぐに大使館へ連絡できるようにするためです。
本来、トラブルに巻き込まれた場合には警察に連絡する必要がありますが、警察での基本的な対処に加えて、現地の事情に合わせた適切なアドバイスも得られるからです。
普段行き慣れた国であっても、定期的にチェックして最新の状況を確認するようにしましょう。
]]>実際に、たばこやお酒、香水などは免税の範囲内で購入すれば日本で購入するよりもかなり安く買えるようです。
たばこやお酒などは世界各国で多額の税金がかかっているので、免税店はこの税金が割引きされるので安く買えます。
しかし、ブランド品は日本なら消費税しか税金はかからないので、2014年6月現在は8%しか安くありません。
これは日本での価格と海外での価格差が同じ場合での価格差です。
ブランド品は日本と海外で価格設定が異なり、単純に8%安くなるわけではありません。
日本の空港で出発時に購入するなら8%割引きで買えますが、海外では価格設定によってどのくらいお得に買えるか、もしくは高くなってしまうかはわかりません。
海外では実際には免税店での買い物よりも、一般の販売店での割引き率の方が大きい場合があります。
特にブランド品は日本では割引き販売することはありませんが、海外では割引き販売されることがあります。
数割の割引きで、正規料金の免税よりも大きくなる場合があります。
つまり免税店は必ずしも安いというわけでは無いということです。
]]>日本人の一般的な認識からすると、電車の中や人混みなどで、蓋の開いた鞄から財布などを盗む行為。
レストランなどで、荷物を置いたままトイレなどに行って戻ってきたら荷物が無くなっているような、置き引き行為。
ひどい場合は、
背中のバックパックなどをカッターで切って中身を知らない間に抜き取られているような行為。
ホテルの部屋に置いておいた荷物を盗まれてしまうような行為。
などを考えると思います。
最近はカメラやスマートフォンなど、高価な物を持ち歩く事も多くなっていますが、海外ではこれらの高価な物が狙われます。
狙う方法は簡単で、iPhoneなどを利用している人を見つけたら、そのまま奪い取り、持って行ってしまいます。
つまり、道ばたなどでスマートフォンを利用していると、そのまま持って行ってしまわれると言うことです。
泥棒は盗もうと思って近づいて、そのまま走り去ってしまうので、一般的には追いつくことが出来ずに泣き寝入りすることになります。
もしも、海外でスマートフォンなどを利用する場合、ストラップを使用したり、周りに怪しい人がいないか確認した上で利用する必要があります。
もしも盗まれたら、多くのスマートフォンに標準で用意されている端末の無効化機能を利用することも考えましょう。
]]>例えばアメリカの場合は州によって異なります。18歳未満では泊まれないホテルがありますし、21歳未満になる州もあります。
つまり、大学生くらいの旅行でも国や地域によっては宿泊できません。
場合によっては保護者の同意書などがあれば宿泊できることがありますし、旅行ツアーなどで別途責任者がいる場合には宿泊できることもあります。
高校生はともかく、大学生くらいになると、アルバイトなどをして海外旅行に行きたくなる物ですが、自分が行きたい地域に自分の年齢で行けるかどうかを事前に調べましょう。
行けない場合、未成年などを受け入れるツアーなどを利用するなど、旅行方法自体を検討する必要もあります。
]]>当然ながら変装した写真などは受け付けませんし、髪の毛の位置などについても規定があります。
特に注意しなければならないのが目です。
人は太ったり痩せたりすると、輪郭が変わりますが、瞳の位置や色、大きさは変わりません。
このため、パスポートの写真と本人を見比べた際、最も重視するのは目となります。
最近はカラーコンタクトなどが普及していますが、当然ながらカラーコンタクトは受け付けられません。
また、瞳を大きく見せるディフェインなどもありますが、日本では受け付けてもらえる物の、海外で認められるかはわかりません。実際に海外で入国審査で問題になった例はいくつかあるようです。
余計なトラブルを避けたいならディフェイン使用の写真をパスポート用に使うのは止めましょう。
また、つけまつげなど、ほとんど別人になるような厚化粧の写真も、常にその状態を維持し付けるならかまいませんが、最大10年間使用するパスポートには、あまり好ましくありません。
]]>パスポートが必要になるのは出国、入国などのイミグレーション(入国審査)、飛行機搭乗時の身分証明、ホテルのチェックイン、クレジットカードでの買い物時のID用などです。
この中で非常に重要になるイミグレーション時にはパスポートカバーなどは外して提示する必要があります。
このため、パスポートカバーは単なる邪魔な物でしかありません。
それ以外の保管用としてカバーに入れておくのなら、カバーである必要すらありません。パスポートが入る袋なら何でもいいわけです。
また、スキミング防止も意味がありません。
スキミングとは、カードなどに含まれている情報を不正に読み出されることです。
最新のパスポートにはICチップが埋め込まれ、これを不正に読み出されることを恐れる人がスキミング防止のカバーなどを利用したがりますが、そもそもパスポートのICチップは通常の状態でスキミングすることは困難です。
仮に読み出されたとしても、それを使って何かに利用することはほぼ不可能です。
このため、パスポートカバーは必要ではありません。
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